■Fate/GardenOrder用追加ルール  ガーデンオーダーで聖杯戦争をするために、既存のルールに追加されるルールです。  これらのルールを適用することで、ガーデンオーダーで聖杯戦争を行えるようになります。 ◆「5-5 フルスクラッチ(p126)」への追加ルール  聖杯戦争ルールは、基本的に、サーヴァント側のキャラクターをフルスクラッチで作る。マスターはクイックスタートで作成しても構わない。  以下に追加されるルールを記述する。 ▼「5-5-1 特性能力とランクの決定(p126)」への追加ルール  ここで、マスターとなるか、サーヴァントとなるかを決定する。  マスターになる場合、《ステータス確認》《真名調査》《真名看破》《令呪》を得たあと、通常通りキャラ作成を行う。  サーヴァントになる場合、《霊体化》を得、PCのランクを「10」となる。  また、サーヴァントは次の「5-5-1-1 クラスの決定」へ移行する。 ▽「5-5-1-1 クラスの決定」  サーヴァントなら、下記の7種からひとつ選ぶ。 ------------------------------------------------    セイバー:剣士の英霊。三騎士の一角。最優のサーヴァント。   アーチャー:弓兵の英霊。三騎士の一角。強力な宝具による射撃性能が特徴。    ランサー:槍兵の英霊。三騎士の一角。最速のサーヴァント。白兵戦に長ける。    ライダー:騎兵の英霊。乗騎を使用するサーヴァント。多数の強力な宝具を所持する事が多い。   キャスター:魔術師の英霊。陣地作成や道具作成で、陣営に有利な状況を作り出す。  バーサーカー:狂戦士の英霊。狂気によりて破壊に特化するサーヴァント。燃費が悪い。    アサシン:暗殺者の英霊。マスターの天敵。気配遮断による隠密行動が得意。 ------------------------------------------------  クラスを決定したら、次の「5-5-1-2 クラススキル」に移行する。 ▽「5-5-1-2 クラススキル」  下記のクラススキル表から、選んだクラスのものを取得する。スキルはルール上、特性能力として扱われる。 ------------------------------------------------    セイバー:《得意:近接》《騎乗》《対魔力》《対魔力+》   アーチャー:《得意:遠隔》《単独行動》《対魔力》    ランサー:《得意:近接》《俊敏》《対魔力》    ライダー:《騎乗》《騎乗+》《対魔力》   キャスター:《得意:特性》《魔術》《陣地作成》《道具作成》  バーサーカー:《得意:近接》《狂化》    アサシン:《気配遮断》 ------------------------------------------------  クラススキルを得たら、次の「5-5-2 能力値の決定(p126)」に移行する。 ▼「5-5-2 能力値の決定(p126)」への追加ルール  サーヴァントの場合、能力値決定後、「5-5-2-2 クラスボーナス」へ移行する。 ▽「5-5-2-2 クラスボーナス」  下記のクラスボーナス表から、選んだクラスのボーナスを受け取る。 ------------------------------------------------    クラス:身体/感覚/知力/意志/魅力/   セイバー: +6 / +4 / +4 / +4 / +2 /  アーチャー: +2 / +6 / +4 / +1 / +4 /   ランサー: +5 / +5 / +1 / +2 / +2 /   ライダー: +2 / +2 / +2 / +2 / +6 /  キャスター: +0 / +0 / +6 / +6 / +2 / バーサーカー: +10/ +0 / +0 / +0 / +0 /   アサシン: +4 / +4 / +2 / +0 / +2 / ------------------------------------------------  この時、能力値の最大値である18を超えてもよい。 ▼「5-5-6 アイテムの取得(p130)」への追加ルール  サーヴァントの場合、通常アイテムとは別に[宝具]を作成、取得できる。  詳細は別ページの「◆宝具作成、取得」を参照。  また、サーヴァントは「バッジケース」「軽傷治療スプレー」「通信端末」の自動取得が行われない。 ▼「5-5-8 パーソナルデータの決定(p132)」への追加ルール  サーヴァントは、「5-4-1 ライフパスの決定(p118)」を行わない。代わりに特技をひとつ選択し、取得すること。  また、「5-4-2 コールサインの決定(p119)」は、クラス名そのままとなる。  「5-4-3 スペックカラーの決定(p124」は行われない。 ◆「11-3-4-1 バディスタイル(p183)」への追加ルール  マスターとサーヴァントは互いにバディとして扱われる。  また聖杯戦争ルールでは、バディスタイルの特典に、以下が追加される。 1)マスターはバディサーヴァントの[疲労]を肩代わりすることができる。 2)マスターは、バディサーヴァントがコストで[軽傷][重傷][致命傷]を受ける際、それを肩代わりすることができる。 3)バディ同士で思念による会話ができる。登場していないバディとも会話が可能。 4)マスターは《令呪》を得る。《令呪》は聖杯戦争中3回まで使用できる。詳細は「▽《令呪》」を参照。 ▽《令呪》  マスターに与えられる、3回のサーヴァントへの絶対的命令権。1聖杯戦争中、3回まで使用できる。  いつでも使用できる。下記のうち1つの効果を発揮する。マスターがシーンに登場していなくても使用可能。 ------------------------------------------------  1)瞬間移動  バディのサーヴァントをシーンの任意の場所に移動させるか、登場させるか、シーンから退場させられる。  登場したバディは[未行動]である。マスターがシーンに登場しているのなら、登場不可シーンでも登場可能。  また、バディとエンゲージしている場合、マスターも一緒に移動または退場できる。  2)判定をクリティカルにする。  バディの判定後に使用できる。あらゆる判定をクリティカルにする。リアクション側のダイスロール後も使用可能。  この効果のみマスターも使用可能。  3)サーヴァントのHPとMPを回復する。  バディの[負傷]と[疲労]を全て回復する。  4)攻撃を無効化する。  ダメージロール直後に使用する。実ダメージと、そのダメージを受けた際に発生するあらゆる不利益を無効化する。  5)サーヴァントをマスターの命令に従わせる。  この効果のみメインアクションで行う。サーヴァントはマスターの命令を必ず実行しなくてはならない。  ただし長期的な命令や、曖昧な命令の場合はこの効果は発揮しない。使用回数は減少する。 ------------------------------------------------