ステージ設定書式


 聖杯戦争の舞台になる場所の設定について、特定の書式で纏める追加ルールです。GMはこの書式でステージ名を纏めても良いし、別の方法を使用しても構いません。
 以下のような書式を取ります。
 
ステージ名 舞台となる場所の名前です。基本その都市の名前ですが、ステージ次第ではもっと特殊な場所だったり、あるいはもっと広い一つの地方の場合もあります。
概要ステージの場所の説明です。基本その場所が属する地域とその場所の規模ですが、ステージ次第ではもっと特殊な状況が説明される事があります。
人口密度極低=ほぼ関係者以外の人間は居ない。
=人は疎ら。
=小規模の都市くらい。
=程良く栄えている都市くらい。
極高=大都会くらい。
 の段階で記されます。人目の有無や人との接触頻度の参考情報などになります
文化レベル 文明文化の度合いで、1~5で記されます。
  =古代~中世。
  =近世。
  =で近代。
  =現代。
  =未来。
 に相当します。装備や交通手段等の設定に影響を与えます。
 また、文明レベル次第ではまだその時代になっていない等の理由で召喚出来ないサーヴァントも出て来るかもしれません。
魔術公開度 魔術の一般性・秘匿性に関する度合いで、1~5で記されます。
  =魔術が基本的に隠匿され一般的には存在しない者として扱われ関係者が極めて少ない。
  =魔術が一般社会には隠匿されているが魔術師達等の社会が存在する。
  =魔術に関する噂が存在するが公的には認められていない。
  =魔術の存在が知られている。
  =魔術文明社会。
移動手段 電車やバスやタクシーなど存在する一般交通手段を記載します。文化レベルや魔術公開度の影響を受けます。
移動目標に対する通信手段(有無を記載します)/(携帯電話や魔術通信、サイバーネットワーク等、文化レベルや魔術公開度にあわせた実際の手段内容について記載します)
大区分数 そのステージが大体幾つの地区、区画で出来ているかを記載します。移動や情報調査、遭遇等の目安となります。
特色 そのステージの地形等の特徴を記載します。海に面している、ダンジョンがある、閉鎖区画である、荒野の世界である等。
大区分/治安/施設各区分の大体の内容を示す地区名を記載します)
/(その区分の治安について極低~極高で記載します。
  極低=無法地帯。
  =いかがわしく法に触れるものもある。
  =普通。
  =健全。
  極高=叶いシステムなどで秩序が維持されている。
 が目安です)
/(その区分に存在する施設内容について記載します)
他共通(各大区分に共通して存在するものについて記載します)
/※※(治安は存在する大区分に準じます)
/(存在する施設内容について記載します)
聖杯共通情報 巻き込まれでないPCに対して開放されている「この」聖杯戦争、聖杯等に関する情報を記載します。
 ステージ設定書式については以上です。


記述例

ステージ名桃地市
概要日本東海地方  2010年代  冬
人口密度=程良く栄えている都市くらい。
文化レベル=現代。
魔術公開度=魔術が一般社会には隠匿されているが魔術師達等の社会が存在する。
移動手段徒歩、バス、市電。
移動手段に対する通信手段スマートフォン、携帯電話。
大区分数5
特色 山間の湖を囲むように発展した地方都市。
 主な産業は林業、観光、鉱山。特産物はメロン。
 湖には北東から河川が流れ込み、南西からダムで流れ出る。
 エリアは大きく分けて東西南北の四つに分かれている。
 東海道駅があるほか、湖を一周する市電が存在する。
大区分施設
水晶湖
東区湖畔 別荘地 森林 病院 ホテル 水晶家
西区キャンプ場 繁華街 百貨店 霊園 煙晶家
北区湖畔 住宅街 農地 学校 図書館 紅晶家
南区湖畔 下町 廃坑 鉄工所 採石場 桃地家
ダムダム外部 ダム上層 ダム中層 ダム下層
大区分詳細
水晶湖 町の大部分を占める湖。観光名所。湖自体が信仰の対象になっており、最大の霊地。非常に透明度が高い。漁は行われていない。氷が張っている。
東区 後方に大森林を抱える人気のない地域。別荘やホテルが点在している。森林は管理者の私有地。
西区 山と湖の間にある地域。湖畔にはキャンプ場が広がっている。基本的に観光地。現在は閑散としているがスケートが可能。
北区 後方に田園が広がる地域。農家が点在する。湖の近くは住宅街があり、教育機関が固まっている。
南区 山と湖の間にある地域。山には廃坑が点在する。廃棄された鉄工所や採石場があり、全体的に寂れた地域。鉄工所が霊地。
ダム 水晶湖の南西を塞き止める巨大なダム。内部が霊地。

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