イレギュラー表


 聖杯戦争にはイレギュラーがつきものです。
 何しろ奇跡の領域の産物を実現しようという魔術儀式であるからちょっとの誤差がえらい乱れになりうるし、また、殺し合いともなればルールもヘッタクレも無く無茶な事をしようとする奴が後を絶たないが故で。
 故に、戦争開始時にGMは2d6で以下のチャートを振り、その結果を採用しイベントを起していく事とします。

 尚、この結果はPLに教えても良いし、教えなくても良い、そこはGMのセッション運行意図次第、とします。
 また、気に食わないあるいはシナリオ展開が思いつかない出目が出た場合、GMは何度か振り直しを行って構いません。

 もちろん、使用しないことも可能です

2:乱入 普通のマスターとはいえない、特殊で厄介・強力なマスターが紛れ込んでいる。マスター1名が1Lv強化されるか、本来サーヴァント専用のスキルを取得するなど、GM任意のパワーアップを施され設定を追加された状態で戦争がスタートする。
3:陰謀 この聖杯戦争には仕組まれた陰謀があり、それを目論み何事かを成そうとする黒幕が存在する。それに関係するベントが戦争終盤等に発生する。
4:継戦者 前回の聖杯戦争を何らかの原因で生き残ったサーヴァント・マスターが「アナザー」枠で参戦。サーヴァント合計数・マスター合計数が+1される。6、7、8、9で複数回この出目が出た場合効果は累積する。
5:奇妙 GMはオリジナルのイレギュラー結果を作成しそれを適用する。思いつかない場合表の中から任意に結果をチョイスするか、振り直しを行う。チョイスを行う場合詳細は「9.悪しき運命」と同じとする。
6:波乱 イレギュラー表を2回振り、出目の結果を2回分両方適用する。その時6、7、8が出た場合はそのダイスロールは振り直しとする。
7:超☆大惨事 イレギュラー表を4回振り、出目の結果を4回分両方適用する。その時6、7、8が出た場合はそのダイスロールは振り直しとする。
8:大惨事 イレギュラー表を3回振り、出目の結果を3回分両方適用する。その時6、7、8が出た場合はそのダイスロールは振り直しとする。
9:悪しき運命 GMはこの表の中から任意の結果をチョイスする。6、7、8、EXもチョイス可能であり、その場合複数のイレギュラー表結果を任意で決定可能。
10:例外者 「イレギュラークラス」のサーヴァントが1体召喚されそのマスターが聖杯戦争に加わる。サーヴァント合計数・マスター合計数が+1される。6、7、8、9で複数回この出目が出た場合効果は累積する。
11:災厄者 普通のサーヴァントとはいえない、特殊で厄介・強力なサーヴァントが(本来召喚出来ない筈の英霊を超えた神霊クラスのもの等)紛れ込んでいる。データ的にはサーヴァント1体が1Lv強化されるか、本来バーサーカー用の狂化スキルを取得するなど、GM任意のパワーアップを施され設定を追加された状態で戦争がスタートする。
12:汚染 聖杯が何らかの汚染を受けており、厄介な願いの叶え方をしようとしたり、聖杯そのものが意志を持って行動を起こしたり、更なる犠牲を要求したりする。それに関係するイベントが戦争終盤等に発生する。
  
EX:奇跡的正常 聖杯に何の問題も無く、むしろ逆に「本物」かもしれないので教会がらみのイベントをGMが任意で起こせる。「9.悪しき運命」によるチョイスオンリーであり、複数回振る結果で「9.悪しき運命」でこれを選択した後他の出目で矛盾する内容が出たと感じた場合振りなおす、その条件を満たす状態をこじつける等、結果はGM裁定とします。








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