精霊魔術/火

◆攻撃魔術
《炎の矢(フレア・アロー)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:2
【攻撃力】:<火>4d6+6防護点:有効目標値:7
対象:Lv体/射撃射程:視界コスト:5
効果のあるもの:物体・生物・アンデッドアレンジ:起点、命中
効果:
 文字通り炎の矢を相手に放つ術で、非常に初歩の攻撃呪文であり、初心者でも扱いやすい。
 着弾時に爆発するものの、その威力はさほど大きくはなく、雑魚の一掃、威嚇などに使われる他、放火などにも使え、詠唱が短いので緊急時にも多用される。
 通常複数放てるのだが、呪文短縮の理由で単発にすることもできる。
 アレンジとして他に、発射する位置や方向を変えることも可能。
《烈火陣(フレア・ビット)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:4
【攻撃力】:<火>1d6防護点:有効目標値:8
対象:Lv体/射撃射程:視界コスト:5
効果のあるもの:生物・アンデッドアレンジ:起点・命中
効果:
 この呪文で与える[ダメージ]は自由に減少させることができる。
 この呪文で[戦闘不能]状態のキャラクターに[実ダメージ]を与えても[死亡]状態にできない。

 小さな火の玉を打ち出し、相手に放つ術。
 命中しても致命傷にはならないが、数が多いだけに、相手をびびらせたり、煙を巻き上げるのには最適。
 発射中に手を動かすことによって、広範囲に放つことができる。
《爆煙舞(バースト・ロンド)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:4
【攻撃力】:<火>2d6防護点:有効目標値:8
対象:範囲(中)/射撃射程:視界コスト:5
効果のあるもの:生物・アンデッドアレンジ:起点・命中
効果:
 この呪文で与える[ダメージ]は自由に減少させることができる。
 この呪文で[戦闘不能]状態のキャラクターに[実ダメージ]を与えても[死亡]状態にできない。

 十数個の火の玉を同時に放ち、炸裂させる術。
 火炎球(ファイアー・ボール)を複数同時に放つようなものだが、威力はかなり小さく、命中しても悪くて全身やけど程度。
 しかしとにかく見かけ倒しでド派手な術なので、こけおどしに最適。
《破弾撃(ボム・スプリット)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:4
【攻撃力】:<火>3d6防護点:有効目標値:8
対象:範囲(小)/射撃射程:視界コスト:5
効果のあるもの:生物・アンデッドアレンジ:起点
効果:
 この呪文の[魔術判定]は、2回行い、達成値の高い方を選ぶことが出来る。
 この呪文で与える[ダメージ]は自由に減少させることができる。
 この呪文で[戦闘不能]状態のキャラクターに[実ダメージ]を与えても[死亡]状態にできない。

 威力の低い火炎球(ファイアー・ボール)のような物だが、好きなところで炸裂させられるので、使い勝手がよく、しかも熱が発生しないため、火災などの心配がない。
 殺したくない相手などに使うほか、爆発で砂煙を上げる、などといった使用法が多い。
《炎の槍(フレア・ランス)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:5
【攻撃力】:<火>6d6+10防護点:有効目標値:8
対象:射撃射程:視界コスト:5
効果のあるもの:物体・生物・アンデッドアレンジ:命中
効果:
 この呪文で与える[ダメージ]は自由に減少させることができる。

 炎の矢(フレア・アロー)を一本に束ねたような術。
 威力・火力ともに高く放火や破壊に使える他、威力を抑えて石などにこれを放てば大きい物なら暖房、中ぐらいならフライパン、小さいものなら即席カイロとして使用できる。
《炎熱鞭(バム・ロッド)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:4
【攻撃力】:<火>6d6+9防護点:有効目標値:10
対象:射撃射程:10mコスト:6
効果のあるもの:物体・生物・アンデッドアレンジ:
効果:
 この呪文の[魔術判定]は、2回行い、達成値の高い方を選ぶことが出来る。

 手から伸びる炎の鞭を生み出し、自由に操る術。
自分の意志で動きをコントロールできるので、使う者が使えばかなりの命中力を誇る。
また、効果が一定時間続くので、連続攻撃が可能である。
《火炎球(ファイアー・ボール)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:5
【攻撃力】:<火>6d6+10防護点:有効目標値:10
対象:範囲(小)/射撃射程:視界コスト:6
効果のあるもの:物体・生物・アンデッドアレンジ:起点・防御・命中
効果:
[追加効果(必須:《スペルアレンジ:防御使用》]
 「タイミング:いつでも」「対象:射撃」「射程:視界」「コスト:6」「効果:《氷結弾(フリーズ・ブリット)》が使われた際に使用できる。その《氷結弾(フリーズ・ブリット)》を打ち消す。」で使用できる。

 両手の間に生まれた炎の球を相手に投げつけ、着弾点を中心に炎を炸裂させる術で、魔道士の中ではわりとポピュラーな術のひとつ。
あくまで着弾点で炸裂するので、途中に何かがあればそこで炸裂してしまう。
ポピュラー故に、途中での分裂・炸裂、手のひら以外からの発射、軌道のコントロールなど、アレンジも多い。
熟練者のフルパワーなら鉄をも溶かし、人間相手に直撃させればレア程度に焼き上げることができるが、威力は魔力容量(キャパシティ)・技量に左右されやすい。
広範囲型なので、周囲に可燃物がある場所やせまい場所などでは注意が必要だが、密室だと通常の倍近い破壊力を生むという利点もある。
また、この玉自体はそれほど勢いがあるわけでもないので、魔風(ディム・ウイン)等で押し戻されたりもする。
魔道士としてのレベルを計る一つの基準にもなっている。
《爆炎矢(ヴァル・フレア)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:5
【攻撃力】:<火>7d6+10防護点:有効目標値:10
対象:射撃射程:視界コスト:6
効果のあるもの:物体・生物・アンデッドアレンジ:
効果:
 
 威力をパワーアップした炎の矢(フレア・アロー)のような物。
 爆発力が大きいので殺傷力が高く、壁に穴をあけるときにも使える。
 ただし熱が生じるので、引火などには注意。
《炎裂砲(ヴァイス・フレア)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:5
【攻撃力】:<火>7d6+15防護点:有効目標値:11
対象:範囲(小)/射撃射程:視界コスト:7
効果のあるもの:物体・生物・アンデッドアレンジ:
効果:
 
 爆炎矢(ヴァル・フレア)のパワーアップ版。威力、効果範囲などが拡大した。
 その分危険度も増しているので、使用するときには注意が必要。
 室内だと自分も巻き添えを喰らう可能性もある。
《炎霊滅鬼衝(ルーン・フレイア)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:7
【攻撃力】:<火>10d6+20防護点:無効目標値:12
対象:射撃射程:視界コスト:8
効果のあるもの:生物・アンデッドアレンジ:
効果:

   超高熱の炎の槍を放つ術だが、この炎はエネルギー体に近いため、発火の危険はない。
 対単体においては最強の炎系呪文。
《烈火球(バースト・フレア)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:8
【攻撃力】:<火>12d6+18防護点:有効目標値:13
対象:範囲(小)/射撃射程:視界コスト:9
効果のあるもの:物体・生物・アンデッドアレンジ:起点・防御・命中
効果:
[追加効果(必須:《スペルアレンジ:防御使用》 ]
 「タイミング:いつでも」「対象:射撃」「射程:視界」「コスト:9」「効果:《氷魔轟(ヴァイス・フリーズ)》が使われた際に使用できる。その《氷魔轟(ヴァイス・フリーズ)》を打ち消す。」で使用できる。

 一般的には、火系の魔術最大の威力を持つと言われている術で、火炎球(ファイアー・ボール)の強化版。
 着弾すると青白い炎を吹き上げ、その威力は石人形(ゴーレム)をも溶かすほど。
 相手が人間であれば、文字通り骨も残らない。
《獄炎招(アビスフレア)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:10
【攻撃力】:<火>6d6+19防護点:有効目標値:16
対象:前方範囲射程:20mコスト:6
効果のあるもの:物体・生物・アンデッドアレンジ:
効果:
 攻撃後も範囲内に炎が残り、[ラウンド終了フェイズ]にそのエリアに居るキャラクターは[6d6+19]のダメージを受ける。
 《虚霊障界(グームエオン)》《崩魔陣(フロウ・ブレイク)》《霊光壁(ヴァス・グルード)》、または魔力のこもった武器や拳での攻撃で炎は消える。

 任意の方向に魔力の炎を這わせる術。
 この炎は通常の方法では消えず、、瞬間的に消すには、魔力を断ち切るより他にない。
《暴爆呪(ブラスト・ボム)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:20
【攻撃力】:<火>30d6+50防護点:有効目標値:16
対象:Lv体/射撃射程:視界コスト:11
効果のあるもの:物体・生物・アンデッドアレンジ:
効果:
 
 伝説の魔道士レイ=マグナスのみが使えたという術。
 威力を数倍に高めた火炎球(ファイアー・ボール)を複数同時に放つようなもの。
 こちらが本当は火系魔術で最大のものだが、リナでさえ増幅(ブースト)を使わなければ使用できない。
 詠唱時の呪力結界は斬りかかった相手をもはじき返し、着弾すると、圧倒的な熱量により地面をもオレンジ色に煮沸させる。

◆防御魔術
《炎裂壁(バルス・ウォール)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:4
【攻撃力】:45防護点:-目標値:10
対象:範囲(小)/起点射程:5mコスト:5
効果のあるもの:アレンジ:防御
効果:
 【攻撃力】と同じだけの【HP】を持つ壁を対象地点の召喚する。この壁は「タイミング:常時」「対象:単体」「射程:至近」「効果:<火>属性[ダメージ]の攻撃の攻撃対象を自身にする」能力を持ち、【HP】が尽きるまで自動で使用し続ける。
 [ダメージ]が壁の【HP】をオーバーした場合、オーバーした分を実際に受ける対象が受ける。
[追加効果(必須:《スペルアレンジ:防御使用》]
 「タイミング:いつでも」で使用する。この壁は一度[ダメージ]を受けたら消滅する。1ラウンドに1回まで。

 向かってくる炎に干渉して、炎を左右にまき散らす防御用の呪文。
 "炎の壁"の応用と書かれているが、これに該当する術は登場していない。
 術者の後ろは安全だが、横はちょっと危険かもしれない。
 あらゆる炎に対して有効。
《炎呪封殺(フレア・シール)》
タイミング:メジャー必要知力基本値:6
【攻撃力】:120防護点:-目標値:11
対象:起点射程:至近コスト:30
効果のあるもの:アレンジ:
効果:
 【攻撃力】と同じだけの[シール【HP】]を得る。対象が<火>属性[ダメージ]を受けた時、代わりに[シール【HP】]から減少させてもよい。

 かなり高位の耐火呪文で、すぐそこまで炎が来ても全く熱く感じない、というほどの効果を持つ。
 しかし呪文がやたらと長く、実践には不向き。

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