キャラクター作成


 聖杯戦争に参加するマスターやサーヴァントを作成します。

手順

 参加キャラクターは以下の手順に従い作ります。
 1)マスターかサーヴァントかを選択し、基礎能力を得る。
 2)背景設定を決定する。
 3)クラスを選択し、初期ステータスとスキルを得る。
 4)背景設定に合うランクを幾つか選択し、ランクレベルを決定する。
 5)背景設定に合う性格属性を決定する。
 6)ランクレベルから算出されたFPで、背景設定に沿い、ステータスやスキルを強化、取得する。
 7)常備化ポイントや宝具ポイントを消費してアイテムを作成、取得する。
 8)決定したステータスやランク、スキル、アイテムからHP、MP、IV、ラックを算出する。


1)マスターかサーヴァントかを選択し、基礎能力を得る。

 まず聖杯戦争に参加するマスターなのか、それとも召喚されるサーヴァントなのかを選択します。
 そして下記の基礎能力を得ます。
<[マスター基礎能力]>
1.魔力供給
 サーヴァントにMPやHPを譲り渡し相手のHPやMPを回復する能力です。
 戦闘中以外では、行動ターンを消費せずにいつでも譲り渡すことができます。
 <基礎能力>も参照してください。
2.サーヴァント支援
 サーヴァントを支援して達成値プラスを与える能力です。
 <基礎能力>も参照してください。
3.念話
 マスターと声を出さずに会話する事が出来る能力です。基本的に他の相手には傍受できません。
 もし傍受しようとする場合、マスターとサーヴァントの魔力ステータス+魔術スキル他関係スキルの達成値合計を目標として、魔力ステータス+魔術スキル他関係スキルで挑戦する事になります。
 詳細は<基礎能力>を参照してください。
4.ステータス確認
 敵サーヴァントの真名を理解していない段階、味方サーヴァントの真名を教えてもらっていない状態で、宝具以外のサーヴァントのステータスを見る事が出来るようになる。
5.[正体看破]
相手サーヴァントの[正体看破]に成功した時、スキルや装備、使用された宝具のデータを見る事が出来るようになる。
6.[令呪]使用
 3つの[令呪]を授かり、それを使用できるようになる。
 詳しくは<基礎能力>の[令呪]参照。

<[サーヴァント基礎能力]>
1.霊体化
 人間には見えないが自身のマスターには知覚できる霊体になります。
 他のサーヴァントとサーヴァント同士一定距離まで接近した場合、あるいは他のマスターがサーヴァントが要るのではないかと疑った時、隠密ルールと同じ判定で居る勝居ないかを調べる事が出来ます。但し、敏捷ステータスは使用できず、また奇襲も行えません。
2.令呪の+効果を受ける。
 [令呪]>に記述されている、命令を聞かせる等以外のサーヴァントを支援する効果を受ける能力です。
 尚、命令を強制されるなどの不の効果は、基本能力の範囲に無く必ず受けるものとします。
3.[魔力供給]を受ける
 マスターからMPやHPを譲り受けて自分のHPやMPを回復する能力です。
 戦闘中以外では、行動ターンを消費せずにいつでも譲り受けることができます。
 戦闘時に関しては戦闘ルール記載の[サポート行動・補給]参照。
4. マスターの支援([サーヴァント支援])を受ける
 マスターの支援を受けてそれを達成値プラスにする能力です。
 <基礎能力>の[サーヴァント支援]参照。
5.装備の霊体化
 霊体化していない状態で普段から武器防具を装備せずに済むよう、武器防具を普段は部分的に霊体化してしまっておき、使用時に取り出す能力です。
6.念話
 マスターと声を出さずに会話する事が出来る能力です。基本的に他の相手には傍受できません。
 もし傍受しようとする場合、マスターとサーヴァントの魔力ステータス+魔術スキル他関係スキルの達成値合計を目標として、魔力ステータス+魔術スキル他関係スキルで挑戦する事になります。
 詳細は<基礎能力>を参照してください。

2)背景設定を決定する。

 キャラクターの背景設定を作成します。マスターならば聖杯戦争に参加する動機、サーヴァントならどんな英霊、真名なのかを最低限決定しておく必要があります。

3)クラスを選択し、初期ステータスとスキルを得る。

 マスターならば下記のクラスを選択し、ステータスとスキルを得ます。
◆マスター
基本ステータス筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運E 社会E
基本クラス別スキル-(基本クラス別スキル無し)

 サーヴァントならば下記のクラスのうち1つを選択し、そのクラスのサーヴァントとスキルを得ます。
◆セイバー
基本ステータス筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具-
基本クラス別スキル対魔力E
騎乗E

◆ランサー
基本ステータス筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具-
基本クラス別スキル対魔力E

◆アーチャー
基本ステータス筋力C 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具C
基本クラス別スキル対魔力E
単独行動E

◆ライダー
基本ステータス筋力D 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具D
基本クラス別スキル対魔力E
騎乗E

◆バーサーカー
基本ステータス筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具-
基本クラス別スキル狂化E

◆アサシン
基本ステータス筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具-
基本クラス別スキル気配遮断C

◆キャスター
基本ステータス筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具-
基本クラス別スキル陣地作成E
道具作成E


4)背景設定に合うランクを幾つか選択し、ランクレベルを決定する。

 ランクレベルは、そのキャラクターの総合的な強さの基準になります。高ければ高いほど強力なキャラクターということになります。
 マスターならばマスターランク一覧、サーヴァントならばサーヴァントランク一覧から、1つ以上、6つ以下の任意の数選択し、ランクレベルを決定します。
 その後、マスターなら選んだランクの個数がそのままランクレベルに。
 サーヴァントなら、選んだランクの個数+6がランクレベルになります。
 サーヴァントランクは英霊の強さの大まかな指針となります。以下の通りです。
ランク12:超英雄。規格外の存在。サーヴァントとしてまったく制御できないレベル。
その伝承体系での最高の存在。限りなく神霊に近い。
ランク11:王英雄。サーヴァントとして望みえる最高のレベル。
一大叙事詩の主人公など。王が全てこの格というわけではない。
ランク10:大英雄。かなり強力なサーヴァント。
英雄の中でもかなり有名で、超一流の戦士が多い。それでもやや扱いにくい。
ランク9:並英雄。標準的なサーヴァント。戦力と扱いやすさのバランスが最もいい。
ランク8:小英雄。サーヴァントとしての格はやや落ちる。
一つの逸話しか持たなかったり、変則的な英霊だったりするが制御はしやすい。
ランク7:村英雄。サーヴァントとして最低ランク。
下手をすると亡霊だったりする。聖杯戦争は諦めたほうがいい。

5)背景設定に合う性格属性を決定する。

 キャラクターはそれぞれに「目的基準/行動基準」として、性格属性というものを持ちます。
 それぞれ1つずつ選択し、「秩序/善」「混沌/中庸」「中立/悪」のように書き記してください。
 「目的基準」は下記の3通りです。
  秩序(法や社会を重んじ、それを打ち立て守護しその中で活動しようとする)」
中立(秩序と混沌、どちらにつくかはその時の自分の状況や相手による)」
混沌(反逆、変革、感情を是とする、自由を重んじる)」

 「行動基準」は下記の3通りです。
  (他者に良くしようと思う、良心を持ちそれに従う)」
中庸(いい事も悪い事も、自分なりのルールに従って選択した結果に応じて行う)」
(良心に縛られない、怒りや敵意や欲等の感情に従う)」

 また、バーサーカーのクラスを選択したキャラクターは、「行動基準」が以下のものになります。
  (発狂している、狂化スキルの影響下にある。前者の場合常人には理解しがたい基準で動き、後者の場合在る程度マスターに制御されつつも暴走したように行動する)」
 そして「混沌/狂(善)」のように、狂化する前の行動基準を併記してください。

6)ランクレベルから算出されたFPで、背景設定に沿い、ステータスやスキルを強化、取得する。

 4)で決定したランクレベルからFPを算出します。
 キャラクターは「ランクレベル×6」点のFPを所持しています。
 算出されたFPを使い、ステータスの強化や、スキルの取得を行いましょう。
 また、初期スキルやステータスを減少または削減したり、不利なスキルを取得することでFPを取得することもできます。各々の項目を参照してください。

7)常備化ポイントや宝具ポイントを消費してアイテムを作成、取得する。

 6)で決定したステータスやスキルから常備化ポイントと宝具ポイントを算出します。
 常備化ポイントは「社会レベル×2」ポイント所持しています。
 宝具ポイントは、Aまでは「宝具レベル」ポイント、EXなら「10」ポイント所持しています。
 これらのポイントを消費し、宝具や礼装、通常装備、アイテムを作成し装備しましょう。
 詳しくは<財産ポイント、常備化ポイント><通常装備><礼装と宝具>を参照してください。
 また、月読聖杯戦争ルールを使用している場合、1度に装備可能な装備は下記の通りです。
  武器は2個+素手までを同時に装備可能とする。
   防具は2個まで同時に装備可能とする。
   結界、能力、乗騎は一つずつ装備可能とする。
 装備していない装備は所持扱いとなり、装備するまであらゆる効果を発揮しません。

8)決定したステータスやランク、スキル、アイテムからHP、MP、IV、ラックを算出する。

 現在までで決定したデータから、HP、MP、IV、ラックを算出します。
 算出法は以下の通りです。
 HP=(耐久か筋力のうちレベルの高い方×3+耐久か筋力のうちレベルの低い方)×2+ランクレベル
 MP=(魔力×3+幸運)×2+ランクレベル
 IV=敏捷×3+幸運
 ラック=幸運レベル

 もしあなたが月読聖杯戦争の参加者の場合、算出法が以下に変わり、基礎攻撃力と基礎防御力が追加されます。
 HP=(耐久か筋力のうちレベルの高い方×3+耐久か筋力のうちレベルの低い方+ランクレベル)×2
 MP=(魔力×3+幸運+ランクレベル)×2
 IV=敏捷×3+幸運
 ラック=幸運レベル
 基礎攻撃力=筋力レベル
 基礎防御力=耐久レベル

▼余ったFPや常備化ポイント

 FPや常備化ポイントが余った場合は、キャラクターシートに余った点数を書き記しておいてください。
 FPや常備化ポイントはセッション中でも消費して、スキルや装備を取得することが可能です。
 FPによるスキルやステータスの取得、上昇は行動を消費しません。
 常備化ポイントによる装備の取得は、行動を消費します。


 以上でキャラクター作成は終了です。
 お疲れ様でした。

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